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2016年公開で話題となった「君の名は。」でまんまとリピート鑑賞の沼にハマって抜け出せなくなった人。足繁く映画館に通ううちに、おかげ様で映画を観ることが好きになり、最低でも月10本は映画を観るまでに急成長。自信を持って映画が趣味と言えるようになった。最近は、映画はもちろん映画館そのものが好きになってきたので、近場以外でも少しずつ範囲を広げて色んな劇場に行きたい(今のお気に入り劇場はTOHO日本橋)。とは言え、まだまだ趣味の域を出ない程度なので、映画について少しずつ勉強していきたい。都内在住。映画を観るためならどこへでも…(?)

TOHO錦糸町と楽天地シネマズが新しくなるぞ!

TOHOシネマズ錦糸町と楽天地シネマズ錦糸町がリニューアルされます!私も行く頻度の高い劇場なので、新しくなるのはとっても楽しみですね!

詳細を確認したところ、どうやら東京楽天地にパルコの出店が決まり、楽天地ビルのリニューアルの一環として、錦糸町にある両劇場のブランド統一・一体運営をするようです。
統一後は、TOHOシネマズ錦糸町オリナスTOHOシネマズ錦糸町楽天地として生まれ変わるとのこと!

もともとTOHOシネマズ錦糸町は直営ではなく、東京楽天地が運営しています。それは今後も変わらないようですが、他の店舗にあるような自動券売機が導入されるので、利便性が向上します!(現在はネット予約した人の発券機しかなく、当日券はカウンターでのみ販売のため、発券でかなり混雑するんですよね)

楽天地シネマズのほうは、完全入替制およびインターネット予約に対応するとのことで、こちらも利便性が向上します。

このリニューアルにより、オリナス館が8スクリーン、楽天地館が4スクリーンの合計12スクリーンになるので、錦糸町での映画鑑賞がさらに充実しそうです!


<改装期間>
●TOHOシネマズ錦糸町(平成30年2月中旬~下旬)
⇒自動券売機の導入、フロア改装

●楽天地シネマズ錦糸町(平成30年7月上旬~秋)

※改装期間中は、いずれの劇場も休館となります。


リニューアルがいまからとっても楽しみですね!
それもそうですが、錦糸町にパルコが出店するのもちょっと驚きです。東の繁華街なので結構ディープな錦糸町ですが、街自体の雰囲気が変わりそうで、そちらもちょっと楽しみです。

※TOHO錦糸町・楽天地錦糸町のリニューアルについて、詳しくは、東京楽天地HPの株主宛報告書P.7「楽天地グループトピックス」をご参照ください。




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劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~|テレビ版2期を観てない立場から言いたいこと。

響け!ユーフォニアムの1期は超ハマってがっつり観てたんですけど、色々忙しくて、2期テレビ版は観れなかったんです…そのため、今回の劇場版は2期の総集編ということで、とても楽しみにしていました。(にもかかわらず、またしても色々立て込んでて1週目には行けなかった…)

2週目にようやく劇場版を観てきたんですけど、正直に言うと最初「何、これ…」って思いました。ものすごく衝撃を受けて、感想を言葉で表現できないほど感動したんですよね。。

今日は改めて2回目を観てきたのですが、やっぱり泣いちゃって(笑う) 素敵なセリフやシーンがたくさんあるホントに素晴らしい映画だなぁと思いました。まだ言葉にするのが難しいんですけど、少し感想を書きたいと思います。
※TV版2期を観ていないので、もしかしたらTV版を観れば分かるようなことも書くかもしれませんがご了承ください。


「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」本予告(KyoaniChannelより) 

これは本当に総集編なのかと問いたい。

TV版2期を観た方なら、このシーンは〇話だなぁとか、あそこの話はカットされたなーとかを観て分かると思いますが、私はTV版2期を観れなかった立場なので、逆にTV版にするとしたらどこで分けようかなーと思いながら劇場版を観ていました。

そもそも今回の映画は「久美子とあすか」を軸に再構築されています。そのため、2人を中心に物語が進むように作られているのは分かるんですけど… にしても編集が上手すぎる!

当然、分けるところなど見つけることができなかったし、一つの映画として観せられても全く違和感がないほど素晴らしかったです。

楽器はキャラクター自身だと思う。

そもそもこのアニメは、結構ガチな吹奏楽部を描いた物語なんですよね。練習もすごい厳しいし、香織先輩が麗奈にソロパート取られちゃうようなこととか、それに伴う悔しさとかもしっかり描いてるし…(この辺は1期でやってる)
そうやってみんなが一つの目標に向かっていく姿は本当に観ていて感動します。

そしてそれだけではないのが、このアニメの良いところだったりします。
今回の劇場版を観て改めて感じましたが、大会での演奏のカメラワークに注目すると、登場人物と楽器が半々くらいの割合で映っています。人のほうが見切れて、楽器が前面に出てるカットもありました。

画像引用:(c)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

これはあまり考察したことはなかったんですけど、もしかして登場人物と楽器をリンクさせているからなのでしょうかね。
劇中でも、あすか先輩が「黄前ちゃんってユーフォっぽいね」というセリフがあるように、登場人物の個性と楽器の特徴を重ね合わせるような魅せ方をするなぁという印象がありました。

そもそもユーフォニアムという楽器は、柔らかく豊かな響きの音色です。色んなパートを演奏できる表現力があり、吹奏楽でも重要なポジションなので、簡単に言うと何でも屋みたいな…
そう考えると、あすか先輩はまさにユーフォみたいな人で、パートリーダーも副部長も勉強も演奏もなんでも出来ちゃうすごい人っていうところに共通点を見出すことができます。
(久美子がユーフォっぽいという考察はまた別の機会に…)

でも、ユーフォは表現力豊かでどんなパートも演奏できるといっても、決して特別な楽器ではなく、吹奏楽の中で見れば一つの楽器にすぎません。
まさにそういった部分は、あすか先輩が練習に来なくなって初めて、周りのみんなが、彼女が特別な存在ではなかったことに気づくシーンに繋がるのだと思います。

なので、私にはどうも楽器はキャラクター自身を表してるように思えるんですよね。だから演奏のシーンは、楽器=キャラクターだからしっかりカメラで捉えてるのかなって。
このアニメの制作が京都アニメーションで本当に良かったって思ったよね。。

自分が良いと思ったシーンやセリフ

本当に編集が素晴らしくて、好きなシーンやセリフがいっぱいあるんですけど、分かる範囲で何点か紹介したいと思います。

①始まりと終わりのシーン

映画の一番最初、あすかの子供時代のお話から始まりますが、カットとしては橋の下から始まります。
そしてラストは、橋の下であすか先輩のユーフォの演奏を久美子が聴くシーン。
自分だけだと思いますが、最初と最後の場所が同じっていうのがすごく良いんですよね。。
全然関係ないですけど、橋の下と言えば、中島みゆきさんの夜会「橋の下のアルカディア」を思い出すなぁ…

②「黄前ちゃん、ユーフォ好き?」

このセリフ、映画の中で何回か問われるんですよね。同じ質問をするっていう表現がすごい好きなんです。
「同じ質問」ということは、質問は同じだけど答えだけは変わる可能性が残されているということなので…

 画像引用:(c)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

映画では、文化祭での演奏の前にあすか先輩から「黄前ちゃん、ユーフォ好き?」と聴かれて、久美子は「改めて言われると怖気ずくというか…」というあいまいな回答。

それがラストシーンでは、
あすか先輩「黄前ちゃん、ユーフォ好き?」
久美子「はい!好きです!」
あすか先輩「私も」
に変わるんですから。もうこのやり取り泣きますやん…

③「ずっと聴いていたいです!今、吹いて欲しいくらい!」

久美子があすか先輩の家に行ったシーンでのセリフ。普段は感情的にならない久美子が、「あすか先輩のユーフォが好きです」と明確に発言した後のセリフ。

久美子ってホント一生懸命なんですよ。普段あんなになぁなぁなのに、こういうここぞという時に溢れ出る感情に感動しました。

④「後悔するって分かってる選択肢を自分で選ばないでください」

あすか先輩と久美子が校舎脇で言い合うシーンの中でのセリフ。ここの一連のやり取りはどれもこれも名ゼリフばかりで、全部良かったんですけど、特にこのセリフの破壊力はヤバかった…
正直、ここ一番号泣した…

久美子のお姉ちゃんが後悔してるのを見たから言えるんですよね。あすか先輩に対して一生懸命な久美子の姿がとても印象的でした。

⑤「響け!ユーフォニアム」

もちろんTV版を観ている方なら当然に知っていたんでしょうけど、私は2期観れてなかったのでこれは初見でした…
あすか先輩が吹いてた曲のタイトル初めて知ったよ…
アニメのタイトル持ってくるのホントずるいよね(褒めてる)


現時点で書きたいと思ったことは以上になります。
ホントに総集編とは思えないほど素敵な映画でした。

いつも映画を観に行く時に、素敵なセリフとかを書き留めようと思ってノートを持っていくんですけど、ユーフォに関しては6ページも書いちゃったよ…(暗闇の中書き殴ったんでその内3割くらい解読不能)

まだまだ良いシーンやセリフがたくさんありますし、色んな考察ができる部分もあるのかなと思うので、また機会があったら書きたいと思います。

来週また入場者特典もあるみたいなので、それも欲しいですし!


公式HP:劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~

トップ画像:(c)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

鑑賞記録

劇場

MOVIX亀有
スクリーン8(ビスタサイズ)
上映回:2017年10月15日(日)9時40分~

本編前予告作品一覧(上映順)

(1)GODZILLA 怪獣惑星

(2)はいからさんが通る-前編-

(3)探偵はBARにいる3

(4)ジャスティス・リーグ

(5)バリーシール アメリカをはめた男

(6)特別版Free!-Take Your Marks-

(7)曇天に笑う-外伝-~決別、犲の誓い~

(8)中二病でも恋がしたい-Take On Me-

(9)インフィニティ・フォース

(10)曇天に笑う

客層

20代 5割
30~40代 4割
50代以上 1割
男女比 7:3

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【重要】無料鑑賞に制限⁉シネマイレージサービス内容変更を詳しく解説|TOHOシネマズ

今朝、メールを受信して驚きました。
TOHOシネマズのシネマイレージが一部内容を変更するとのこと。
いつもお世話になっているTOHOさんですが、私的にはかなり重要な変更も含まれていました。

サービスの変更日は、2018年10月15日からということで、約1年くらいは猶予がありますが、具体的にどんな点が変わったか、内容を整理してみたいと思います。

ついに鑑賞ポイントに有効期限が設定されてしまう…

「6本観ると1本無料ご招待」でおなじみのスタンプラリー。
鑑賞ポイントを貯めることによって、無料で映画を観ることができる素敵な特典です。
今までは、このポイントに有効期限が無く、有料鑑賞をすればするほどポイントを貯めることができたのですが、ついにその鑑賞ポイントに有効期限が設定されてしまうことになりました

サービス変更後は、有効期限が2年間となります

ここで注意すべき点は、鑑賞日ごとに有効期限が設定されるということです。よくある、最終鑑賞日に応じてポイントの有効期限が延長される、なんてことはありません。
例えば、10月10日に加算されたポイントは、2年後の10月9日が期限。
10月11日に加算されたポイントは、2年後の10月10日が期限。というように、鑑賞日ごとに有効期限がバラバラとなります。
当然、貯めっぱなしにすることはできなくなり、どこかのタイミングで消費しないとポイントが消滅してしまいます。

私の場合、今現在78ポイント貯まっているのですが、どれだけ貯めれるかチャレンジをしている最中だったので、それができなくなるのはとても残念です…

ちなみに、2018年10月15日のサービス変更日までに貯めたポイントは、有効期限が一律2020年10月14日となります

無料鑑賞の座席数に上限設定!これはなかなかの死活問題

これは私にとってかなり痛手になりそうな内容の変更です…

今回の変更で、各上映回で無料鑑賞ができる座席数に上限が設定されました。
上限対象は下記の3つです。

・鑑賞ポイントでの無料鑑賞
・1ヶ月フリーパスポートでの無料鑑賞
・券面に「TCチケット特別ご入場券」と記載のあるチケットでの無料鑑賞

例えば、TOHO日本橋 スクリーン7 14:00~「君の名は。」という上映回があったとします。この上映回に、無料鑑賞の上限が10席と設定された場合、上限の10席に達すると、それ以降は無料鑑賞で観ようと思っている人は予約できなくなります。
そんな感じで、各上映回に無料鑑賞の上限席数が設定されるので、早い話、無料鑑賞をしようとしている人同士の席の争奪戦が繰り広げられるわけです。

それほど映画を観ない人はあまり関係ないかもしれませんが、よく映画を観る人、特にTOHOの1ヶ月フリーパスポートをよく使う人にとってはかなりの死活問題となります。

そもそもフリーパスポートは、当日劇場窓口でしか席予約ができないため、鑑賞ポイントを使った無料鑑賞と比較すると、席予約の大幅なタイムラグがあります。そんな状況の中、無料鑑賞席数に上限が設定されるとなると、ネット予約で無料鑑賞分が埋まってしまえば、パスポートを使った無料鑑賞はかなり難しくなります。
それこそ、公開日からかなり経過してもうそろそろ公開終了となりそうな映画でしたら観れるかもしれませんが、公開初週や人気作などは、パスポートを使ってみるのはかなり厳しいのではないでしょうか。

実際のところ、上限席数とはどれくらいなのか?
本日、TOHOシネマズ株式会社へ問い合わせたところ、まだ上限数についてはどのように設定するかは決まっていないとのこと

私の予想としては、スクリーンによって座席数も変わってきますので、おそらく各スクリーンの○%という形で上限が設定されると見込んでいます。
今回のシネマイレージ内容変更の公式Q&Aにも、「有料鑑賞の座席を一定の割合で提供できるようにする」旨が記載されていますので、そういった趣旨からも、割合による上限設定となりそうです。

これは嬉しい変更。会員は3時間早くチケット予約ができる。

今までのチケット予約は、2日前の午前0時から予約開始でしたが、今回の変更で、シネマイレージ会員は、3日前の21時から購入することができるようになります。

これはなかなか嬉しい変更で、非会員より早くチケット購入ができますし、0時まで起きてなくていい!というのは個人的にすごく嬉しいです(笑う)

ただ、一部対象外となる作品もあるとのことですので注意が必要です。
(スターウォーズなんかは、会員非会員関係なく予約開始時間が一緒になりそうですよね)


今回のシネマイレージサービス内容変更は、上記の3つとなります。

鑑賞ポイントの有効期限設定や、会員の予約開始時間が早まるといった点は、松竹のSMT Membersとかなり足並みを揃えた感がありますね。ただ、松竹は鑑賞ポイント期限が最終加算日から6ヶ月、TOHOは期限が鑑賞日から2年ということで、それぞれに特徴があります。

映画をたくさん観る人であれば、松竹は有料鑑賞でポイント加算される度に期限が延長されますので、ある意味無期限で貯めることができます。
逆に、映画をあまり観ない人であれば、期限が2年間たっぷりあるTOHOのほうが相性が良いかもしれません。

個人的に今回のサービス変更はかなり衝撃的だったのですが、このシネマイレージサービス自体15年以上やっていたようですし、今までこういった内容変更は1度もせず、今回が初めてです。
そういう意味では、サービス内容の変更は寂しい気もしますが、長年素敵なサービスを提供してくれたTOHOさんには感謝です。

公式:シネマイレージサービス 一部変更のお知らせ



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亜人|アクションは良かったけどなかなかの初見殺し

劇場版・テレビ版のアニメは全部観ていたので、実写版公開と聞いてマジかぁ…と思ったけれど、なんだかんだ文句言いながらも観に行っちゃうんだよなぁ、自分。

人がものすごく死んじゃうし、なかなかの残虐性があるバイオレンスな漫画原作の映画ですが、今回の記事はネタバレありのレビューを書いてみようと思います。

思ったより良かった。IBMとアクションシーンは◎

漫画原作だし、アニメ化もした作品の実写だから大丈夫かな…と思っていましたが、アクションシーンは意外にも迫力があって面白かったです。
亜人研究所の襲撃や、佐藤が一人でSAT無双するところなど、銃撃やら接近戦やら、普通にアクションシーンは見応えありましたね。

あと、IBM(黒い幽霊)も全く違和感なく画面に溶け込んでいて、IBM同士の戦いもめっちゃアガりました。アニメを制作したPolygon Picturesが実写版でもIBM製作協力をしていたので、そこはアニメを観た人も楽しめる部分ですね。映像としてはすごい良かったです!

ちなみに、通常版、IMAX版、MX4D版と、今回の実写は色々展開していますが、私はIMAX版を観に行きました。
IBMの細かい粒子とか繊細な部分もはっきりくっきり綺麗に観れたので良かったのですが、画面自体は通常のシネスコサイズみたいだし、3Dというわけでもないので、正直IMAXの展開は必要あるのかと疑問に思ってしまった…(IBMとかアクションシーンの音とかは良かったよ!)

キャストも基本的に不満はないけど、佐藤さんは…

漫画やアニメの実写化って、キャストがかなり重要な部分を占めてきちゃうと思うんですけど、今回の「亜人」に関してはほとんど違和感なかったですね。

個人的に、すごいイメージぴったりで良いなって思ったのは、戸崎役の玉山鉄二さんと、泉役の川栄李奈さん。
戸崎のあの冷たい感じ…玉山さんの演技しびれたねぇ。あと、川栄さんってAKBの人だと思うんだけど、意外にもアクションカッコよかった!どちらもすごく私のイメージに合ってました。

基本的には不満はないんですけど、もし可能だったら佐藤をもう少しお歳召した方が演じてくれたら良かったかなぁ。
綾野剛さんが悪いわけじゃなく、自分自身、実写だと外見がすぐ目に入っちゃうので、原作とちょっと歳が離れすぎてるかなーって思いました。

構成は微妙…初見の人は分からないでしょこれ。

このセクションはほぼ酷評しちゃうと思います…(前置き)

もうタイトル通りなんですけど、「亜人」を今回の実写が初めてだって人はストーリー飲み込めないくらい構成がダメでしたね。。

前述した通り、アクションは良かったのでそこだけ観ればいいんでしょうけど、せっかく原作面白いのにストーリー生かせなきゃダメじゃない…

最初、テキストにて「亜人」の説明があり、永井圭が亜人研究所にて非人道的な人体実験をされているところから始まります。
そして、佐藤と田中が圭を救出するという展開。

まぁ原作通りなんですけど、、、その前はどうした!!!
ていうか自分の好きな海斗はどこじゃ!!おらぬのか!!(涙)

人体実験されてるって部分で分かるとは思いますけど、でも、永井圭が一般市民にも狙われて逃げる部分がごっそりないので、それで「人間どもを恨めよ」っていうのもなかなか説得力無いよね…
他にも色々あるんだけど、とりあえず初見の人は事態を把握できないくらい構成が微妙でした…それこそ、亜人研究所で目覚めた永井圭みたいな気持ちだと思うよ観客は…

ちなみに、原作やアニメ知ってる人向けに言ってしまうと、亜人研究所襲撃事件、おばあちゃんの家にご厄介になるとこ、厚生労働省に飛行機突っ込んでSATと対戦するとこ、フォージ重工業襲撃(原作だとフォージ安全)あたりが映画でやってました。

個人的にフォージ重工業の部分はすごい面白かった!(前述のアクション的な視点&映画のクライマックスということもあり)。
原作でもすごい好きな話なんで、ここやってくれるのか!ってワクワクしちゃいましたね。佐藤がお守りをビルの中に持ち込ませて、転送するとことかやべー!ってなりました。
アニメ版だと確かオリジナルで、フォージ安全とか出てこなかった気がするなぁ…

そんなわけで、自分は原作を知ってたので、あーここかぁとかIBMとか色々分かって観れたんですけど、ホントに初見の人は物語や状況を理解するのはかなり厳しいと思うな…
映画の中では「黒い幽霊」としか言ってないのに、公式HPでは「IBM」の説明があったりして、なかなかリンクしてないのも分かりづらさMAXだと思う。

さすがに原作のボリュームを109分で詰め込むのは無理があるって感じでしたね。もう少し要点を絞った構成にすべきだったんじゃないかと感じました。
(ここまで言っておいてなんですが、アクションはほんと良かったです!!)


亜人は好きな漫画の一つでもあるので、アニメや実写でも展開されたのは嬉しいですが、ちょっと構成が惜しかったなぁ…

ちなみに、佐藤健さんと綾野剛さんの肉体美が映るんですけど、エンドロール観たらライザップが協力してたぜ…(笑う)


映画「亜人」予告(東宝MOVIEチャンネルより) 


公式HP:亜人

トップ画像:(c)2017 映画「亜人」 製作委員会

鑑賞記録

劇場

TOHOシネマズ新宿
スクリーン10(IMAX/シネスコサイズ)
上映回:2017年10月7日(土)8時30分~

本編前予告作品一覧(上映順)

(1)ジャスティス・リーグ

(2)マイティ・ソー バトルロイヤル

(3)ブレードランナー2049

客層

20~30代 5割
40~50代 5割
男女比 9:1

備考

・漫画原作でアニメ化もしているので若い人が多いかと思ったけれど、意外にも40・50代の人も多かった。

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ユリゴコロ|生々しい描写に注意。キャストの狂気じみた熱演がすごい映画

「あなたの優しさには容赦がありませんでした。」
そんなセリフが印象的な予告から、ちょっと気になっていたので1週遅れですが観てきました。

この映画、監督が実写版の「心が叫びたがってるんだ。」の熊澤尚人さんだったり、撮影が「帝一の國」の今村圭佑さん、音楽が「ソロモンの偽証」の安川午朗さんなど、自分が知ってる映画や好きな映画のスタッフも関わっていたみたいですね、、知らなかった、、

そんな、小説が原作のミステリーのプレビューです。


映画「ユリゴコロ」予告編(nikkatsuchannelより) 

吉高由里子さん5年ぶりの映画主演。他のキャストも熱演。

人殺しを演じるのは、吉高由里子さん。5年ぶりの映画主演だそうです。他に、松坂桃李さんと松山ケンイチさんなど、俳優陣も豪華。

吉高さんを久々に観ましたが綺麗な方ですね。
でも映画の中では怖い(笑)
人殺しという役柄なのですが、殺人が自分の拠りどころという、一般的には理解できない役なので、演じるのもかなり苦労されたんじゃないでしょうか。
でも、感情がない感じとか、平気で人を殺してしまう描写が恐ろしくて、すごい熱演でした。

松山さんや松坂さんも同様に、狂気に満ちた演技や罪悪感に悩まされる演技など、物語に引き込まれましたね。

あと、美沙子(吉高由里子)と友人関係にあったみつ子役の佐津川愛実さんも演技凄かったなぁ…
調べてみたら、以前観に行ったヒメアノ~ルの阿部ユカ役をやってたんだ!全然雰囲気違うし気づかなかった…

そんなこんなで、皆さんの演技が凄く上手くて、まさに熱演という言葉がふさわしいと思いました。

生々しい描写に恐怖。やっぱりホラーより人間の闇が恐ろしい。

今回吉高さん演じる役は、平気で人を殺すという恐ろしい役。
罪悪感も全くない、そんな狂気じみた演技にすごく観入ってしまいましたが、殺人の描写が生々しくて結構観ていてツライ…

結構な人数が殺されるので、事前に覚悟して観に行ったほうが良いと思います。あと、PG12指定だけあって、血もたくさん出てくるので、苦手な人はもしかしたら観ないほうが良いかも?

下手なホラー映画やスプラッター映画よりも、こういった人間の闇を映す映画ってホント怖いですよね。
特に前半は、美沙子(吉高由里子)のこれまで生きてきた中での殺人の記録などが丁寧に描写されているため、個人的には割とキツかったです…
でも洋介(松山ケンイチ)と出会ってから、少しずつその無機質な感情が愛に変わっていくので、その描写で少し心が楽になりました。

主題歌が良い!生々しい描写を観た後の心に染み渡る清水のよう。

前述したとおり、なかなか残酷で生々しい描写があり、結構観ていて疲れる映画だと思います。しかしこの映画の主題歌は、そんな映像を観た後の癒しと言っても良いほど素敵な曲です。

Rihwaさんって、恥ずかしながらこの曲で初めて知ったんですけど、透き通った声が印象的で、しかも良い曲書きますね。

何だろう。
映画を観た後に、この曲にすごく救われたような気がしてちょっと涙出てきました。
映画に合っているというか、映画とのバランスが取れた曲だと思います。

割と覚えやすいメロディーラインで、映画が終わった後に口ずさんでいる人も何人か見かけました。
私もその内の一人ですが…(笑)

YOUTUBEのRihwaさんの公式チャンネルから、ミュージックビデオを共有します。
ホント良い曲だなぁ…カラオケで練習しよう。


Rihwa「ミチシルベ」ミュージックビデオ(Rihwa Channelより)


話題となった原作小説の映像化ということで、観た後の満足度が高い映画でした。生々しい描写が苦手でなければ、おススメです。

公式HP:ユリゴコロ

トップ画像引用:(c)沼田まほかる/双葉社 (c)2017「ユリゴコロ」製作委員会

鑑賞記録

劇場

TOHOシネマズ錦糸町
スクリーン5(シネスコサイズ)
上映回:2017年9月30日(土)20時35分~

本編前予告作品一覧(上映順)

(1)STAR WARS 最後のジェダイ

(2)バリーシール アメリカをはめた男

(3)不能犯

(4)火花

(5)氷菓

(6)ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~

(7)ナラタージュ 公開初日舞台挨拶LV告知

(8)ナラタージュ

(9)北の桜守

(10)探偵はBARにいる3

客層

20代 4割
30~40代 4割
50代 2割
男女比 5:5

備考

・本編開始後の入場者2名
・男性3人グループとカップル1組が上映中会話

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