「TOHO錦糸町」タグアーカイブ

映画館が近くなった(∩´∀`)∩

最近、ブログを全然更新できていなかったので、今回は少し近況を書こうと思います。

ここ2、3週間はなかなか忙しい毎日でした。
仕事的にも忙しかったし、体調を崩して救急車で運ばれたり、引っ越しをしたりと、色んなイベントがありました。

そのため映画館にも全然行けず…
(TOHO上野オープン記念の「君の名は。」再上映2DAYSは、もれなく行ってきましたが笑)
観ようと思ってた映画が観れずに溜まっていく一方なので、ちょっと焦りを感じている今日この頃。

実は今回、錦糸町エリアに引っ越しました。
スカイツリーも間近に見え、まだ慣れずに、毎日観光気分で過ごしているのですが、何よりTOHOシネマズ錦糸町・楽天地シネマズに歩いて行ける!!っていうのがもう嬉しくて。

将来的な目標として映画館に住みたいっていうのがあるんですけど、その目標に一歩近づいた形となり、今回のお引越しはかなり大満足です。

また、映画館に歩いて行けるとなるとナイトショーに気兼ねなく行けるのも良い!

以前は、誰がこんな上映回を観るんだろう…と疑問に思っていたのですが、終電とか気にしなくて良くなったので、自分も行っちゃうかも…

とりあえず、体調も落ち着き、引っ越しの片付けもある程度済んだので、また週末は映画館に入り浸る日々が始まりそうです。

▼気に入ったらシェアをお願いします♪

TOHO錦糸町と楽天地シネマズが新しくなるぞ!

TOHOシネマズ錦糸町と楽天地シネマズ錦糸町がリニューアルされます!私も行く頻度の高い劇場なので、新しくなるのはとっても楽しみですね!

詳細を確認したところ、どうやら東京楽天地にパルコの出店が決まり、楽天地ビルのリニューアルの一環として、錦糸町にある両劇場のブランド統一・一体運営をするようです。
統一後は、TOHOシネマズ錦糸町オリナスTOHOシネマズ錦糸町楽天地として生まれ変わるとのこと!

もともとTOHOシネマズ錦糸町は直営ではなく、東京楽天地が運営しています。それは今後も変わらないようですが、他の店舗にあるような自動券売機が導入されるので、利便性が向上します!(現在はネット予約した人の発券機しかなく、当日券はカウンターでのみ販売のため、発券でかなり混雑するんですよね)

楽天地シネマズのほうは、完全入替制およびインターネット予約に対応するとのことで、こちらも利便性が向上します。

このリニューアルにより、オリナス館が8スクリーン、楽天地館が4スクリーンの合計12スクリーンになるので、錦糸町での映画鑑賞がさらに充実しそうです!


<改装期間>
●TOHOシネマズ錦糸町(平成30年2月中旬~下旬)
⇒自動券売機の導入、フロア改装

●楽天地シネマズ錦糸町(平成30年7月上旬~秋)

※改装期間中は、いずれの劇場も休館となります。


リニューアルがいまからとっても楽しみですね!
それもそうですが、錦糸町にパルコが出店するのもちょっと驚きです。東の繁華街なので結構ディープな錦糸町ですが、街自体の雰囲気が変わりそうで、そちらもちょっと楽しみです。

※TOHO錦糸町・楽天地錦糸町のリニューアルについて、詳しくは、東京楽天地HPの株主宛報告書P.7「楽天地グループトピックス」をご参照ください。




▼気に入ったらシェアをお願いします♪

ユリゴコロ|生々しい描写に注意。キャストの狂気じみた熱演がすごい映画

「あなたの優しさには容赦がありませんでした。」
そんなセリフが印象的な予告から、ちょっと気になっていたので1週遅れですが観てきました。

この映画、監督が実写版の「心が叫びたがってるんだ。」の熊澤尚人さんだったり、撮影が「帝一の國」の今村圭佑さん、音楽が「ソロモンの偽証」の安川午朗さんなど、自分が知ってる映画や好きな映画のスタッフも関わっていたみたいですね、、知らなかった、、

そんな、小説が原作のミステリーのプレビューです。


映画「ユリゴコロ」予告編(nikkatsuchannelより) 

吉高由里子さん5年ぶりの映画主演。他のキャストも熱演。

人殺しを演じるのは、吉高由里子さん。5年ぶりの映画主演だそうです。他に、松坂桃李さんと松山ケンイチさんなど、俳優陣も豪華。

吉高さんを久々に観ましたが綺麗な方ですね。
でも映画の中では怖い(笑)
人殺しという役柄なのですが、殺人が自分の拠りどころという、一般的には理解できない役なので、演じるのもかなり苦労されたんじゃないでしょうか。
でも、感情がない感じとか、平気で人を殺してしまう描写が恐ろしくて、すごい熱演でした。

松山さんや松坂さんも同様に、狂気に満ちた演技や罪悪感に悩まされる演技など、物語に引き込まれましたね。

あと、美沙子(吉高由里子)と友人関係にあったみつ子役の佐津川愛実さんも演技凄かったなぁ…
調べてみたら、以前観に行ったヒメアノ~ルの阿部ユカ役をやってたんだ!全然雰囲気違うし気づかなかった…

そんなこんなで、皆さんの演技が凄く上手くて、まさに熱演という言葉がふさわしいと思いました。

生々しい描写に恐怖。やっぱりホラーより人間の闇が恐ろしい。

今回吉高さん演じる役は、平気で人を殺すという恐ろしい役。
罪悪感も全くない、そんな狂気じみた演技にすごく観入ってしまいましたが、殺人の描写が生々しくて結構観ていてツライ…

結構な人数が殺されるので、事前に覚悟して観に行ったほうが良いと思います。あと、PG12指定だけあって、血もたくさん出てくるので、苦手な人はもしかしたら観ないほうが良いかも?

下手なホラー映画やスプラッター映画よりも、こういった人間の闇を映す映画ってホント怖いですよね。
特に前半は、美沙子(吉高由里子)のこれまで生きてきた中での殺人の記録などが丁寧に描写されているため、個人的には割とキツかったです…
でも洋介(松山ケンイチ)と出会ってから、少しずつその無機質な感情が愛に変わっていくので、その描写で少し心が楽になりました。

主題歌が良い!生々しい描写を観た後の心に染み渡る清水のよう。

前述したとおり、なかなか残酷で生々しい描写があり、結構観ていて疲れる映画だと思います。しかしこの映画の主題歌は、そんな映像を観た後の癒しと言っても良いほど素敵な曲です。

Rihwaさんって、恥ずかしながらこの曲で初めて知ったんですけど、透き通った声が印象的で、しかも良い曲書きますね。

何だろう。
映画を観た後に、この曲にすごく救われたような気がしてちょっと涙出てきました。
映画に合っているというか、映画とのバランスが取れた曲だと思います。

割と覚えやすいメロディーラインで、映画が終わった後に口ずさんでいる人も何人か見かけました。
私もその内の一人ですが…(笑)

YOUTUBEのRihwaさんの公式チャンネルから、ミュージックビデオを共有します。
ホント良い曲だなぁ…カラオケで練習しよう。


Rihwa「ミチシルベ」ミュージックビデオ(Rihwa Channelより)


話題となった原作小説の映像化ということで、観た後の満足度が高い映画でした。生々しい描写が苦手でなければ、おススメです。

公式HP:ユリゴコロ

トップ画像引用:(c)沼田まほかる/双葉社 (c)2017「ユリゴコロ」製作委員会

鑑賞記録

劇場

TOHOシネマズ錦糸町
スクリーン5(シネスコサイズ)
上映回:2017年9月30日(土)20時35分~

本編前予告作品一覧(上映順)

(1)STAR WARS 最後のジェダイ

(2)バリーシール アメリカをはめた男

(3)不能犯

(4)火花

(5)氷菓

(6)ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~

(7)ナラタージュ 公開初日舞台挨拶LV告知

(8)ナラタージュ

(9)北の桜守

(10)探偵はBARにいる3

客層

20代 4割
30~40代 4割
50代 2割
男女比 5:5

備考

・本編開始後の入場者2名
・男性3人グループとカップル1組が上映中会話

▼気に入ったらシェアをお願いします♪

散歩する侵略者|「概念」の喪失というなかなか恐ろしい映画

「散歩」という日常的なキーワードと、「侵略者」という非日常のキーワードが合わさった少し違和感を感じるタイトルに釣られました。何だか知らないけどこれは観なければいけない、そんな気がしたのでこちらも初日に観てきました。

何が起こるか分からないこの時代にふさわしい、と言っては大袈裟だと思いますが、今だからこそ、自分の大切なものに気づかせてくれるような映画でした。


映画「散歩する侵略者」予告編(nikkatsuchannelより) 

冒頭からなかなか衝撃的。オープニングの掴みはOK

タイトルに釣られたはいいけど、そもそもこの映画はどんな映画なのか?という疑問を持ちながらの鑑賞でした。
別に予告を観たわけでもなく、ただ映画館の公開予定に載っているのを見かけたのがこの映画を知ったきっかけだったため、事前の予備知識が全く無かったのです。
しかしながら、そんな人でも大丈夫(?)なくらいオープニングが衝撃で、すぐに物語に引き込まれました。
「とりあえず何かヤバいものが地球に来た」ということは容易に理解することが出来、この後どういう展開になっていくのだろう、というのがすごく気になりました。

観進めていかないと面白さがこみ上げてこない映画も意外と多くある中、そういう意味では、早い段階で観客を映画に引きずり込むということになかなか成功しているのではないでしょうか。少なくとも私は、今後どんな展開になるのかワクワクしました。

ただ、正直ラストはオープニングほどの勢いはなく、どちらかと言えば考えさせられる感じに収まっていたように思います。
私は結構好きなテイストの映画だったので面白かったですが、壮大なラストを期待している方はちょっと方向性が違うかもしれませんのでお気をつけください。

この感じ…まるで世にも奇妙な物語を観ているような感覚

オープニングで受けた衝撃もそうなんですけど、映画タイトルや設定など色んなものに既視感を感じながら観ていました。途中でようやく気づいたんですが、これはあれだ、「世にも奇妙な物語」だ!という結論に至りました(笑う)

侵略者が登場してきますが、SFなのかと思いきや、夫婦の物語でもあったり、色んなジャンルを織り交ぜた不思議な映画で、テレビの「世にも奇妙な物語」で放送されていても違和感がない内容でした。
そういう意味では、そもそも映画にする必要あるの?と思ってしまうところでもあり、劇場で観る価値はないなんて一蹴してしまう人もネットで見かけたりしましたが、私は十分楽しめました。
(ダンケルクを観た後だったため、アクション要素があるシーンの迫力はあまり感じなかったのは正直なところです…)

ただ出演は、長澤まさみさん、松田龍平さん、長谷川博巳さん、高杉真宙さん、恒松祐里さん、前田敦子さん、満島真之介さん、児島一哉さん、光石研さん、東出昌大さん、小泉今日子さん、笹野高史さんといった豪華な方々で、特に「侵略者」役の松田さん、高杉さん、恒松さんは人間じゃない無機質な笑いや歩き方などの演技が不気味ですごく良かったです。

人間の「概念」を奪うという斬新なアイディアに考えさせられる

この映画の注目すべきポイントは、やはり「人間の概念」を奪うというアイディアではないかと思います。
侵略者は人間を乗っ取り、侵略のために活動します。その際、人間とはどういうものか調べるために、「人間の概念」を奪っていきます。
例えば、「家族」「仕事」「所有」「自分」等。
侵略者たちは、自分って何?家族って何?と問いただし、会話した相手からその「概念」奪います。奪われた人は、永遠にその概念が永遠に失われてしまう…という何とも恐ろしい内容。

私たちは、色んな概念に縛られて生きていると感じたし、その概念から開放されることは果たして幸せなことなのか、ということを深く考えさせられました。
また、概念を奪っていく侵略者は、何も知らない子供から大人へと成長していくような気さえして、概念を奪う(縛られていく)侵略者と、概念から解放された人間の対比なんかも、観ていて恐ろしさを感じました。
これはなかなか斬新な映画だなぁ…

あと、概念とは関係のない話題ですが、侵略が進んでいるにも関わらず人間がのん気にしている様なんか、まさに今の時代に照らし合わせることもできる場面があったりして、色んな意味で考えさせられました。

ラストは、見方によってはすごい衝撃的です…
色んな考察ができるかと思いますので、ぜひ劇場で観て欲しいと思います。私は2回目観にいこうかなぁ…


なかなか観たことないタイプの映画でしたが、コミカルな場面やシリアスな場面が入り乱れて、最後は色んな考察ができて…と、見所がたくさんある映画だと思います。長澤まさみさん、美人だったなぁ…

公式HP:散歩する侵略者

トップ画像引用:(c)2017「散歩する侵略者」製作委員会

鑑賞記録

劇場

TOHOシネマズ錦糸町
スクリーン3(シネスコサイズ)
上映回:2017年9月9日(土)21時15分~

本編前予告作品一覧(上映順)

(1)STAR WARS 最後のジェダイ

(2)Fate stay night

(3)ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~

(4)ナラタージュ

(5)亜人

(6)曇天に笑う

(7)8年越しの花嫁

(8)覆面系ノイズ

(9)ナミヤ雑貨店の奇蹟

客層

20代 2割
30~40代 6割
50代以上 2割
男女比 7:3

備考

・本編開始後の入場者1名
・カップルで鑑賞している人が多かった

▼気に入ったらシェアをお願いします♪