奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール|タイトルが長すぎる映画

我ながら適当な記事タイトルを付けてしまった…(笑う)

チケット購入時、劇場窓口でスタッフの方に作品名を何と言えばいいか割と困りました…「19時40分の奥田民生になりたいボーイ…」と中途半端な発言をしたことを今となって後悔しています。映画が趣味だということに自信を持っていたハズなのに、こんなところにまだ恥じらいが残っていたのか自分は。。

ということで、最近色んな役柄に挑戦している妻夫木聡さんを観たかったので行ってきました。民生ボーイと狂わせガールのプレビューです。


「民生ボーイと狂わせガール」予告(東宝MOVIEチャンネルより) 

色んな役柄をこなす妻夫木さんは凄い

妻夫木聡さんを初めてスクリーンで観たのは2001年公開のウォーターボーイズだったなぁ…
もう15年以上前か…時の流れ怖すぎ。

ホントに数多くの作品に出演されていて、最近の映画だと、「殿、利息でござる!」「怒り」「ミュージアム」「愚行録」なんかは私も観に行って、その度に色んな一面を観させていただきました。
特に「ミュージアム」はカエルという意外な役柄で、特殊メイクも凄かったけど迫真の演技がすごい良かったなぁ…

今回は、奥田民生のような力まないカッコいい大人に憧れている主人公コーロキ役を演じています。
妻夫木さん本人も奥田民生さんのファンだと公言されており、心なしか楽しそうに演じているのが印象的でした。そして、狂わせガールのあかりに翻弄されながら、喜んだり落ち込んだり、一生懸命頑張ったり、必死にもがく演技はもう流石だなぁと思いました。

また、今回はキスシーンが多くて結構すごい…
個人的にはちょっと引いた(笑う)
でも、ホントに色んな役柄ができる妻夫木さん凄いなぁ。そしてイケメンだからそれが画になるのが羨ましい…

奥田民生さんが大好きな人ならより味わい深い映画になるのでは

映画のタイトルにもなっているくらいなので、当然、奥田民生さんの楽曲がたくさん使用されています。
エンドロールでは曲名を15曲ほど確認できました。そう考えると、ほぼフルアルバムを聞いているくらいの盛りだくさんな感じになっています。

私は実は、奥田民生さん自身の曲はほぼ知らず…(プロデュースしているPUFFYの楽曲くらいしか聴いたことがない…)
正直なところ知っているタイトルはありませんでした(爆)

で、この映画は劇伴として奥田民生さんの楽曲が使われており、シーンに合わせた楽曲が選ばれている(と思っている)ので、曲を知っていれば、コーロキが仕事で奔走する場面や、あかりとのラブラブなシーンなど、もっと映像と音楽がうまくミックスした状態で観ることができたのかなと思います。

ただ、曲数が多すぎるので、効果的な楽曲の使い方が出来ているのかは疑問に思いました。あかりと過ごすシーンなんかは、まさに奥田民生さんの楽曲が数曲登場しますが、正直くどいなぁと思った箇所があります。
でもまぁ、逆にそれがポップな感じが出ていて良かったのかもしれませんね。

予告からは想像してなかったクライマックス

この映画は、予告にも奥田民生さんの楽曲が使われていて、劇場で観た最初の時からポップな印象を受けました。たぶん笑えて楽しい感じの映画なんだろうなぁと思って行ったところ、ちょっと想像してたものとは違う方向に…

映画の途中からちょっと雲行きが怪しくなってきて、これはラストどうなっていくんだろうとちょっとハラハラしました。
個人的には、そのクライマックスの展開が一番面白かった…!欲を言えば、もっと派手でも良かったかな、くらいです。
そういう意味では、「最狂にポップでかつてない恋愛エンターテイメント」というイントロダクションにも納得です。

そしてこの映画を観終わって感じたことは、人は何かに狂わされて生きているのかなぁということです。
狂わされる、とは語弊があるかもしませんので、影響されるとでも言い換えましょうか。

思えば私なんかも、「君の名は。」という映画に影響されて映画館に入り浸る人間になってしまったわけですし、常に私たちの周りにはそういう何かがあると思います。
それをどう捉えるかで、良い方向に狂うのか、悪い方向に狂うのか、ということがこの映画の教訓ではないかと思いました。

ちなみに…自分には全く縁がないガール

ごめんなさい…
このセクションはかなり私的なお話になります(笑う)

今回登場する狂わせガール。
自分の目の前に現れたらどうするかなー、なんていうことも映画鑑賞後に話題にすると楽しいのではないかと思いますが、ちなみに私は一蹴して終わりますね…もしかしたら、ガールを狂わせるボーイになってしまうかも(笑う)

予告でもお分かりのように、狂わせガールのあかりがかなり自由奔放というか、わがままというか、何というか…すごい人なんですけど(語彙力)。

例えば「あたし怒る人大っ嫌い!」とかいうシーンなんかがまさにそれで、コーロキは「ごめんごめん…!!」って謝っちゃうんですよね。とても円満な方向で良いと思いますが、私だったら、そもそも怒った原因がガールなんだから、逆ギレされても困るんですけど…ってなっちゃうと思います。こじれるパターンですね、悪い例だと思います(笑う)

そんな感じで、映画の中の狂わせガールはなかなか指摘する箇所がたくさんある人だったので、現実にそんな人がもしいたら、自分には絶対に合わないなぁ…ということだけ書きたかった…!


色んな役柄を演じる妻夫木聡が観れて良かったです。
他の出演者も豪華なんですけど、倖田シュウという役を演じているリリーフランキーさんのこと、最初分かんなかったんですよね…キャラが濃いせいもあってか…

出演者と同時に、個性的なキャラが出てくるところもなかなか見どころだと思います。

公式HP:奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

トップ画像引用:(c)2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会

鑑賞記録

劇場

TOHOシネマズ日本橋
スクリーン2(ビスタサイズ)
上映回:2017年9月23日(土)19時40分~

本編前予告作品一覧(上映順)

(1)未成年だけどコドモじゃない

(2)ミックス。

(3)ナラタージュ

(4)亜人

(5)探偵はBARにいる3

(6)火花

(7)GODZILLA 怪獣惑星

(8)先生!、、、好きになってもいいですか?

(9)エルネスト もう一人のゲバラ

客層

20~30代 7割
40~50代 3割
男女比 4:6

備考

・本編開始後の入場者4名
・カップルでの鑑賞が4割強、友人同士などのペアが2割強
お一人様がかなり少ない様子

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