12月5日(火)に開催された「君の名は。オーケストラコンサート」に行ってきました。
前日4日から、2日間に渡って行われるというスケジュールの中、きっと最終日には何かあるんだろうな…と思って5日を申し込んだら奇跡的にもチケットが当選。
待ちに待った当日、とても素晴らしかったです(小並感)
君の名は。オーケストラコンサートとは
今回のコンサートは、映画本編を上映しながら音楽を生のオーケストラ、生のRADWINPSで演奏するという、映画とリアルを融合させた画期的なイベントです。
どんな形でやるのかな…と思っていましたが、マジで本編上映。
配給の東宝ロゴ、製作のコミックスウェーブフィルムのロゴと続いて、本編。
まさに映画をみんなで観る感じです。
ただ一つ違うのが、今回は音楽だけリアルだということ。
RADWINPSが映像に合わせて生で歌って、劇伴もオーケストラが生で演奏する…すごい緊張感の中、一つの作品がリアルに作られていくのを観ることができる素晴らしいイベントでした。
あと、当然ではありますが、イベントで流れた本編映像は、セリフとSEだけの映像。ファン的には、逆に貴重な映像が観れたこともすごい良かったです。
ちょっと話は変わりますが、以前から、映画がもっと面白くなるためには何が必要だろうと考えたことがあるんですけど、「もっとリアル」だと思うんです。
最近は、非常に臨場感のある音や迫力のある映像の映画が多くなってきていると思いますが、なぜそれが面白いとか良いと感じるかって、リアルに近いからですよね。
だったら、もっとリアルを求めては?と常々思っていたところに今回のイベント。
いやぁ…正直感動しました。
もっとこんなイベントが増えればいいなぁ…
アニメ映画だと特に、音楽の他に、セリフも生でやるようなことがあればすごい面白そう…余談でした。
イベントだけの特別な音楽
生の音楽を聴き慣れていると分かるんですが、音楽って再現できないんですよね。(語弊がありますが…)
オーケストラなんか特に、大勢で演奏するのでその日のメンバーによって音が変わるし、湿度とかでも楽器の音に変化が出てしまいます。
そのため、今回のイベントだけの特別な音楽を聴くことができて本当に良かったです。
かといって、そのような感覚的なことだけではなく、譜面的にも少し変わってました。
さすがに本編を〇〇回観ているので、セリフだけじゃなく音楽の鳴り方やタイミングも頭に入っていたので、その違いを聴き比べるのもとても有意義でした。
個人的に好きな箇所は、前前前世に入る直前の、「ふたりの異変」という劇伴ですね。こちらのオーケストラアレンジ…良かったです。
ちなみに本編終了後(アンコール的な?)は、観客全員総立ちで、「前前前世」の大合唱で締めくくりました。
楽しかったね…
これだから最終日は…
前述の大合唱が終わった後、RADWINPSの野田さんから重大発表が。
「実は今日この場に、新海監督が来ています!」
(会場、大歓声)
本当に新海監督がいらっしゃって、ステージ上でご挨拶されました。お目にかかるのは、「君の名は。」初日の舞台挨拶以来でしたが、本当に優しい落ち着いた声で話される素敵な方でした。
と、新海監督からも重大発表が。
「実は、神木くんと萌音ちゃんと一緒にあそこらへんで観てました(笑)」
(会場ざわつく)
マジかー!ってなったよね(笑)
正直、新海監督は来てるだろうなーって思ってたけれど、神木くん萌音ちゃんは想定外だった…
マジでびっくりしたけど、テンション上がったよね。
これだから最終日は…ねぇ。
ホントに、すごく素敵な時間を過ごさせてもらいました。
楽しかった!
これで、ホントのホントに君の名は。納めかな…?
今回のイベントにはカメラが入っていて、ビデオ収録をしていたようなので、映像化の可能性が微ㇾ存…(タヒ語?)
映像化まで楽しみにしてよーっと。
[2018.03.18追記]
やっぱり映像化しましたね!
君の名は。の音楽をじっくり楽しめるステージをぜひBlu-rayで。
トップ画像:(c)2016「君の名は。」製作委員会